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「Rei」デビューからの3部作を完成させ、新作&リリースツアーのネクストフェーズへ。[2017/06/01]

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----2015年2月発表の「BLU」、同年11月発表の「UNO」、そして昨年9月発表の「ORB」で、ミニアルバム三部作が完成しました。これは最初から3部作という形を前提に制作を?

「そうですね。表向きには言わずに…ですが、自分の中ではそうしたいなというのはありました。『BLU』を作った時は10代後半~20代になったばかりの頃だったので、日々自分の価値観も音楽も変わっていることを感じていて、それを記録したいという気持ちがあったんです。それに、時々で本能的に感じたものを音楽にするというのが一番理にかなっているのかなという思いもあって。それを思い切り表現できる方法として3部作で、ということでした」


----段々とポップになっていった印象ですが、そのような意図はReiさんにありましたか?

「それはないですね。ポップにはいろんな意味があって、あくまでニュートラルな意味だと、世の中のマジョリティーとされている音楽ということだと思うんですが、私の中では何と比べて何をポップと言うのか?という考えがあるので、すべてがポップでありポップでないという感じです。それに受け取り手にどういう風に聴かれるのかを想像し過ぎてしまうと、自分を見えない縄で縛ってしまうところがあって、こういう風に受け取られるからこういう風に作ろうってなったら混乱しちゃうんです。だから、私のカラーはブルーズだからとかギターだからとか、もっとポップにしようとか、そういうことはひとまず置いておいて、気持ちいいとかカッコいいとか、そう思える音楽を作ろう!という感じで作りました。でもそれぞれに正解があるので、そう(ポップに)感じていただけたら、それはそれで正解ですね」


----その時、Reiさんが純粋に良いと感じるものを詰め込んだわけですね。では、音楽を作る刺激や原動力になるものは毎回バラバラですか?

「ものを作るっていうこと自体が大好きなんです。それは音楽に限らずで、絵を描いたりアートワークをしたり。そういうもの作りをして完成した時の達成感や、次にそれを発信した時にどういう風に受け止められるかとか、そういうすべての過程が好きなので、(もの作り)そのものを楽しんでいる感じです。組み立てていって輪郭が見えてきて、形ができて色を付けて…だんだん完成する姿を見るのが好きです」


----アイデアが尽きることはなさそうですね。

「そうですね。でも尽きたら尽きたなりに、どうすればまたインスピレーションがわくんだろう?って、音楽じゃないことをしてみたり自分に向き合ってみたり。そうやって試行錯誤するのも楽しいです」


----先ほど少し話が出ましたが、3部作のアートワークもReiさんが担当。音楽制作と同時進行しているのですか?

「特に順番は決めてないです。一つ言えることがあるとすれば、アートワークも音楽もルーティンワークを作らないってことなんです。例えば、歌詞から書くとかメロディから書くとか。それも経験から書くこともあれば、絵を見てインスパイアされて書くこともあるし…。作り方を変えることによって新感覚の曲ができると思っているので、マンネリにならないように毎回違うアプローチで作っています。つまり同じものは2度と作りたくないってことですね。同じ人が作るので統一性は自然にできると思うんです。同じ声だし、弾いている人も同じなので、やむを得ず私色になる部分があるから、そこは安心して冒険できる。逃れられない自分らしさみたいなのがあるから、あとはもう自由にやるっていう感じです」


----確かに“Reiさん印”とも言えるキレのあるギターは3部作すべてで聴くことができます。

「ギターがキレキレで畳み掛けるような歌詞で…というのに注目していただけるのはすごくうれしいです。ただ、一枚を通してできるだけ色数が多くて一辺倒にならないようには心掛けています。これからも自分のいろんな側面を出していきたいですね」


----もう一つ、英語と日本語が混在する歌詞の響きの心地良さも、両方を話すReiさんらしいところなのでは?と思います。作詞はどのように?

「詞を書くうえでは響きを大事にしています。それは子音と母音の違いとかで、具体的に言えるものではないんですけど、日本語と英語って心地いいスポットがちょっと違うんです」


----響きがいいので、つい口ずさみたくなるようなフレーズがたくさんあります。覚えやすいですよね。

「そう言っていただけるとうれしいですね。難しいものを作ろうとしているわけでは全然なくて、みんなで気軽に歌って踊れて…皿洗いしながら聴いたら体が動くような、そういうプリミティブな音楽を目指しているので」


----さてここで、7/5(水)にEPをリリースされるという最新情報が入って来ました。どんな作品になりそうですか?

「どうでしょう(笑)。今、絶賛制作中なので、まだ何とも言えないのが正直なところ。でも、いつも作品を作るうえで考えているのは、驚かせたいっていうことで、こういうのも作れるんだ!とか、こういう一面もあるんだ!って、びっくりしてもらえたらいいなと思います」

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----さらにその新作を携えてのツアーも開催決定。最後にツアーへの意気込みを!

「作品を引っ提げてのツアーは初めてです。今回は3部作という大きな季節を越えて、新しい風を吹かせられたらなと…。そして新作の新鮮味をそのままライブに投影できたらと思います。お楽しみに!」