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“今年も「京都大作戦」で新たな伝説誕生!”[2017/08/01]

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京都大作戦2017

 

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 前日までの雨はどこへやら…。2日目は太陽が大きく顔をのぞかせ、うだるような暑さに。この日は、ジャンルを越えた10-FEETとの繋がりを感じるライブが展開され、同じイベントでこうも変わるのかと驚きの連続に! 源氏ノ舞台(以下、源氏)、牛若ノ舞台(以下、牛若)ともに、15組のアーティストが次々に熱いステージを繰り広げていく。
 
 源氏のトップバッターはThe BONEZ! 昨年、牛若でのトリのステージを担っていたが突然の機材トラブルにより音が長時間遮断される事態となり、10-FEETからすでにその場で今年の源氏でのステージを約束されていた彼ら。「どうもリベンジマッチしにきました!」と、JESSE(Vo&Gt)の言葉の通り、『To a person that may save someone』から始まったステージは優しくもパワフルで、観客の心を瞬時に高揚させていく。「去年(の音響トラブル)があったからここに来ているんじゃない。あれからの1年があってのこの日だ」と、ライブバンドとして走り続けているからこそ今のステージがあるんだと叫び、『Louder』へ。と、ここで突然音が止まる…。まさか…と誰もが不安そうな表情を見せると、“ドッキリ大成功”の看板が! The BONEZから10-FEETへのサプライズという、粋な仕掛けに会場は大盛り上がり、そこから先はさすがの一言! これでもかと見事な一体感を生み出し、トップバッターとして最高の幕開けを作ってくれた。
 
 2番手はレゲエ界の雄、FIRE BALL with HOME GROWNの登場だ! 『LIGHT UP THE FIRE』から始まったライブはCHOZEN LEEの「音楽でひとつになろう」の言葉通り、フィールドにはバンドタオルが掲げられ、ジャンルの壁を感じさせない大作戦ならではの“ワンラヴ”な一体感が作りだされていく。色彩の違う4人の声、フィット感抜群のレゲエサウンドは最高に気持ちがいいが、異ジャンルのライブでこれだけ大いに沸き上がるライブも大作戦ならではの景色だ。ピースフルな空気はラスト『Wonderful Days』まで止まることはなく、ステージ終了後も長く心地よい余韻を残してくれた。

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The BONEZ

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FIRE BALL with HOME GROWN

 
 続いても、ジャンルの壁を越えて圧巻のパフォーマンスで魅せてくれたのが東京スカパラダイスオーケストラ。『Paradise Has No Border』から銃弾を放つようにホーンが唸りを上げ、オーディエンスに音をぶつけていく。そして大作戦ならではのコラボも♪ 『hammer ska』でスーツ姿のTAKUMAが登場すると、豪快なスカチューンにTAKUMAのスクリームが重なり会場の熱気は瞬時にブチ上げ! 計3度もTAKUMAが登場(横山健も乱入♪)するというびっくりな演出や、出演者総出での『All Good Ska is One』など、大作戦版スカジャンボリーなステージに観客からは大きな歓声が送られた。
 
 Ken Yokoyamaは「5年連続、この場所に帰ってこれてうれしい。ちょこっとだけ無茶なライブをするけどついてきてください」と『Let The Beat Carry On』から観客と一緒になってライブを大いに楽しんでいた。横山健(Vo&Gt)がしゃがみこんでギターをかき鳴らすと、それに呼応するようにオーディエンスは拳を高く突き上げる。共に歌い、ダイブ&モッシュを決め込む観客らは満面の笑みを浮かべるが、それ以上にメンバーもくったくのない笑顔を見せてくれる。『I Won't Turn Off My Radio』『Ricky Punks Ⅲ』と、“パンクロック最高!”シンプルにそう思わせる楽曲陣が続き、ライブに、人に、仲間に、国に、懸ける思いの全てを音に乗せ、彼らのステージはあっという間に幕を閉じた。

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東京スカパラダイスオーケストラ

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Ken Yokoyama

 
 レゲエにスカとくれば、湘南乃風はヒップホップで踊らせる♪ 『Rockin’ Wild』から始まったステージには10-FEETがバックバンドで登場し、「ぶっ放せ~!!」の言葉を合図に、フィールド中にタオル旋回の波が生まれる。『PAN DE MIC』ではこの日のためにと作られた、湘南乃風からの大作戦愛溢れるアレンジに心奪われる。舞妓風のはんなりSEが「湘南乃風と共に 愛する10-FEETに向け 祝いの舞をぎょうさん踊りよし」と謡われると、そこからは『純恋歌』『睡蓮花』とビッグチューンの連発!ジャンルの壁をひらりと超えてイッちゃいまくりのステージングに、会場からは大きな拍手が送られた。
 
 大作戦に馴染みのあるアーティストのライブが続くなか、初出演となったRADWIMPSは「夏が始まったばかりだけど 夏のエネルギーを全てここに置いていこうと思います!」と、一瞬の隙もない攻めの姿勢で突き進んでいく。『夢灯籠』で始まったライブ、凛とした野田洋次郎(Vo&Gt)の歌声に食い入るように見入っていると、次曲『前前前世』へ。さすが誰もが知るビッグチューン、攻め込んだリズムにも観客は大きな歓声で応えていく。濃厚な世界観に酔いしれる『棒人間』、中毒性の高い『DADA』など名曲を連発、しっかりとロックバンドの真髄を音にして打ち出し、大作戦に新しい印象を残していった。

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湘南乃風

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RADWIMPS

 
 牛若ノ舞台では源氏ノ舞台に負けじと、この日も一時も目が離せないライブが次々に展開されていた。熱情的なライブで2日目の牛若ノ舞台をスタートさせたのはNUBO。「目はさめているかー!遊ぼうぜ!」と一成(Vo)が身を乗り出して煽り、力強いグルーブが放たれると朝からモッシュ&ダイブが続出する大興奮の幕開けに。続く藍坊主は、10-FEETと2003年以来の共演とあって、並々ならぬ気迫を新曲『群青』でぶつけた。骨太なロックで真っ向勝負に打って出たのは奈良のAge Factory。「時代をぶち抜き…、俺たちの手でやってやる!」と清水エイスケ(Vo&Gt)が叫ぶ。目ん玉をひんむきながら、闘うように分厚い音をぶっぱなし、正々堂々と存在感をみせつけた。紅一点、同世代のyonigeが疾走感のあるナンバーを畳みかける。牛丸ありさ(Vo&Gt)が、「人生初のフェスデビューは、高校3年の時に行った京都大作戦でした」と笑顔で明かし、さらに「こんなこと言うのは初めて…。絶対またここに戻ってきたい!」と宣言して、想いの丈をライブで解き放った。ヘヴィなサウンドでフロアを熱狂の渦に巻き込んだCrystal Lake。『Black And Blue』では、JESSE(RIZE/The BONEZ)が乱入してコラボを実現!さらに観客のテンションをぶち上げた。続く、NAMBA69でもJESSEが『LET IT ROCK』で参加。京都大作戦ならではの景色はこれにとどまらず、『MY WAY』では大勢の観客をステージに上げて大合唱する最高潮も。今日この日、このステージは観客と共にあることを証明してみせたシーンだった。そして、ラストはGOOD4NOTHING。のっけからフルスロットルで鳴らされるパンクチューンに、拳が続々と突きあがる。飛んで、踊って、頭を振って、興奮に身をゆだねる観客たちと最後はシンガロング。「またライブハウスで会いましょう!」とU-tan(Vo&Gt)が呼びかけ、2日目の牛若ノ舞台をしめくくった。

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NUBO

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Age Factory

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yonige

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Crystal Lake

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NAMBA69

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GOOD4NOTHING

 
 残すところ、あと2組。初年度から皆勤賞で出演するDragon Ashは盟友への餞として、そして音楽に懸ける鼓舞する思いを音に乗せ、多幸感溢れるライブを展開していく。ダンサー2人の流麗なパフォーマンスに誘導されるように始まった『Mix It Up』、Kj(Vo&Gt)とKenKen(Ba)が大きく頭を振りまわし、オーディエンスを煽っていくと、「笑って帰ろう」と次曲『Ode to Joy』へ。HIROKI(Gt)の色彩豊かなギター、外へ外へ大きく広がりを見せるバンドサウンドは野外の会場にぴたりとハマる♪ 観客へ感謝の気持ちを伝えつつ、「10-FEETに 京都で一番デッカいロックンロールドリームを見せてあげてください」と言葉を送り、『Fantasista』へ。照れ隠しか、10-FEETメンバーもステージで好き勝手に遊びだし、ステージはもはや彼らの遊び場だ。「音楽を愛する気持ちを忘れないで」、そう語りながらも嬉しそうに音を奏でる彼らの姿に会場から高らかな歓声が送られた。

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Dragon Ash

 そしていよいよ大トリ、10-FEETへ。ステージ直前まで牛若でライブを観ていたTAKUMAが会場裏を大急ぎで走り抜けていく。たくさんの出演者に見守られステージへ上がる3人の姿はなんとも頼もしい。1曲目『その向こうへ』、前日にも披露された楽曲なのにすでに違う景色が見えてくる。前日を更新するのではなくその日一番の状態をぶつけてくる、全力疾走を続ける彼ららしいステージだ。「オマエラ、もっとできるって知ってるよ」とオーディエンスを煽り、仲間を呼び込もうと名を叫んだのはFIRE BALL! CHOZEN LEEがスタートダッシュを決めこむ高速フロウで『STONE COLD BREAK』をブチ込むと、3人+4MCの迫力あるライブにフィールドは大興奮! さらにバスケチーム・大阪籠球会との『Freedom』、『2%』では湘南乃風が乱入と、大作戦ならではのコラボステージを展開していく。MCではTAKUMAが泣きそうな表情を見せながら、音楽や仲間に対して持ち続けた思いについてを語り、新曲『太陽4号』へ。常に正解である“何か”を追い求め歩き続ける彼らだからこそ完成した曲。1語1語が胸に染み込み、気付けば10-FEETだけではなく“聴く人の歌”になっているように感じた。そしてあっという間にアンコールへ。『RIVER』ではKjが登場し、マイクを持つかと思えばドラム台へ。まさかのKOUICHIがボーカルとなり、想像以上のグダグダステージに…。本気のおふざけにさえも温かい歓声が送られ、“京都大作戦”らしさ溢れる2日目のステージが終了した。

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10-FEET

 

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