2010年9月に発表されたCDアルバム「J.J-Standard」は、おかげさまで半年で3000枚のセールスをあげました。
不況が叫ばれているCD業界の中でも、特にそのセールスの不振が著しい日本のJazzのCDとしては驚異的な枚数であり、
しかも関西在住のバンドが成し遂げたことに、業界関係者からは驚きと賞賛の声を頂いております。
これも、ご協力いただいた関係各位の皆様のおかげと深く感謝致しております。

音楽評論家の皆様はじめ各界からも、日本の音楽史に残る文化的にも意義の高い貴重な作品だという賛辞もいただき、
今後も同企画を継続して、より多くの日本の名曲をビッグバンドサウンドで紹介していってほしいとのお声もいただき、
新しいアルバムを制作することにいたしました。

前作「J.J-Standard」は、団塊世代の青春時代の名曲を意識して、1960年前後の発表曲を中心に集めました。
今回は被災者の皆様はもちろん、心を痛めている全ての人々に向けて、勇気と元気、生きていることの素晴らしさを伝えてくれる名曲の数々を選曲することにいたしました。

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各界の巨星達がサウンドプロデュース!!
「上を向いて歩こう」
AORの神様ボビー・コールドウェルの洗練されたアレンジ

「青い山脈」
日本ジャズ界の大御所前田憲男の絶妙なアレンジ!

「岬めぐり」
日本を代表するラテンジャズバンド「熱帯JAZZ楽団」の中路英明による小粋なラテンアレンジ!

【収録曲】
01.若いってすばらしい / 02.青葉城恋唄 / 03.夜明けのうた / 04.岬めぐり / 05.上を向いて歩こう / 06.ふれあい 07.なんとなくなんとなく / 08.時代 / 09.さよならの向う側 / 10.青い山脈 / 11.翼をください / 12.北国の春

全12曲( all Instrumental )
定価¥2,700(税込)
QACE-30002 発売元 : 日本コロムビア株式会社
2011年11月23日(水・祝)発売

日本のジャズそして日本のビッグバンドに於いて、このCDが最高の方向性だと世界に知らしめる原点になると思います。
私もジャズというものに立ち向かって半世紀以上、その間いつもどこかで「アメリカの歌舞伎をどこまで日本人の私が継承する必要があるのかな?」と言う疑問にぶつかっていました。
そんな中、このCDは自分達の風土が醸し出すメロディを、スウィングやラテンというビッグバンドのスタイルで演奏する、というオリジナリティ溢れる誰もやったことのない、ひとつの「革命」だと思う。
目の付け方が私といっしょだなあと思った。
私はそれが凄く気に入っています。
「今やっと本当の日本のビッグバンドが誕生した」と実感しています。

日野皓正

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「J.J−StandardU〜明日へ!スイング〜」(JJSU)で、収録曲「上を向いて歩こう」は、米国のミュージシャン、ボビー・コールドウェル氏(60)が、編曲などの「サウンドプロデュース」を担当することが決まった。

コールドウェル氏は1978年、自作の「風のシルエット」が世界的に大ヒット。
作曲家としてボズ・スキャッグスやシカゴらに曲を提供し、日本でも、たばこのテレビCMに用いられたり、松田聖子のカバー曲になったりするなど、おなじみだ。来日公演も多い。

編曲は前作ではすべてAJOが担当したが、「音楽で東日本大震災の被災者、日本を元気づけよう」という目的で制作する今回は、国内外の著名ミュージシャンに協力を打診。コールドウェル氏から快諾を得た。
アロージャズオーケストラ
アロージャズオーケストラ 1958年、若きピアニスト・北野タダオをリーダーとして、 当時大阪キタの最高級のナイトクラブ「クラブアロー」の 専属バンドとして結成。
その高い実力はたちまち自他共に認める No.1バンドとして 周知される。

「クラブアロー」閉店後もその名前のまま演奏活動を継続、 1992年にはその音楽的求心力と知識を基に 「AJOミュージックスクール」を設立、 独自の演奏活動を展開する。

1995年より、自身の音楽的向上心を結実させる目的の下、 年間5〜6回に及ぶ「定期演奏会」を大阪・京都・神戸・東京 ・名古屋で開催、その開催数は延べ80回(2007年現在)に 及ぶ。 また、95年「Bopularity」01年「Color Of The Moment」のオリジナルCDを発表するなど、 現在我が国で最も充実した演奏活動を続けるプロビッグバンドとして全国的に評価されている。

04年には、その3000曲に及ぶ蔵書楽譜の演奏する目的のため、自主運営によるライブハウス 「ライブスポットアロー(LSA)」をオープン、AJOのみならずメンバー個々の演奏活動の場として、 また関西ポピュラー音楽界の情報発信拠点としても注目を集めている。

また、05年・06年・07年には我が国で初めてとも言えるクラシックオーケストラとの共催公演を、 関西クラシック界の老舗オーケストラ・大フィルと開催、関西老舗二大オーケストラによる異ジャンル・ボーダーレス企画の コンサートとして話題を集めている。
【ライブ&コンサートスケジュール】
  • 11月23日(水)  河内長野ラブリーホールwith大西ユカリ
  • 11月25日(金)  枚方市民会館with大西ユカリ
  • 12月2日(金)  神戸朝日ホール with 木村充揮
  • 12月4日(日)  東大阪市民会館with大西ユカリ
  • 12月8日(木)  尼崎・ライブスポットアロー
  • 12月9日(金)  尼崎・ライブスポットアロー
  • 12月25日(日)  兵庫県立芸術文化センターwith東京キューバンボーイズ
  • 1月6日(金)   尼崎・ライブスポットアロー
  • 1月7日(土)   尼崎・ライブスポットアロー(ゲスト:加藤ヒロユキ)
  • 1月8日(日)   尼崎・ライブスポットアロー
  • 1月27日(金)  大阪・サンケイホールブリーゼ(ゲスト:阿川泰子)
  • 2月20日(月)  東京・スイートベイジル(ゲスト:寺井尚子)
  • 2月21日(火)  東京・スイートベイジル(ゲスト:佐々木秀美)
  • 2月22日(水)  東京・スイートベイジル
  • 3月2日(金)   京都府民ホール・アルティ
  • 4月13日(金)  堺市民会館with 大西ユカリ
  • 4月19日(木)  NHKホール大阪with大西ユカリ
  • 4月20日(金)  吹田メイシアターwith大西ユカリ
【オフィシャルサイト】
アロージャズオーケストラWebsite
ArrowJazzOrchestra
わいず倶楽部